アイリーア処方医向けガイド

症例3

広範囲のDMEにIVAを行い、残存した浮腫を光凝固により消退させた一例

年齢・性別
48歳・女性
視力
0.4
既往歴
特になし
現病歴
糖尿病網膜症ステージ:前増殖糖尿病網膜症
糖尿病罹病期間:7年
HbA1c:8.7%
網膜症治療歴・治療期間:5年

紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。

初診時所見
眼底写真

写真提供:鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 坂本 泰二 先生・園田 祥三 先生

治療方針

黄斑部を中心に広い範囲に浮腫があり、黄斑下の漿液性網膜剥離が認められたため、IVAを計画した。IVAを行うことで毛細血管瘤からの漏出が限定されてきたら、光凝固治療も考慮する。

治療・経過所見 IVA=アフリベルセプト硝子体内投与
治療・経過所見
IVA治療開始4週間後―IVA1回目
12週間後―IVA3回目(前投与から4週間後)
24週間後―IVA5回目(前投与から4週間後)
32週間後―IVA6回目(前投与から8週間後)

写真提供:鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 坂本 泰二 先生・園田 祥三 先生

コメント

当初は黄斑部を含む広い範囲の浮腫であった。IVAにより黄斑浮腫が減少してゆく過程で、局所的な網膜浮腫が残存したため光凝固を追加したところ改善した。最初は光凝固の適応がない広範囲な浮腫でも、IVAで浮腫を限定させることで、光凝固が可能になるかもしれない。

Q.このケースレポートは先生のご診療のお役に立ちましたでしょうか?

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L.JP.MKT.OP.06.2017.1018

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