アイリーア治療戦略

 

アイリーア投与後の血中濃度と血圧変動について

アイリーア硝子体内投与後、アフリベルセプトは血中へ移行しますが、その遊離型の最高濃度は静脈内投与後の1/220未満でした。

静脈内投与後の血漿中遊離型アフリベルセプト濃度推移(外国人データ)

静脈内投与後の血漿中遊離型アフリベルセプト濃度推移(外国人データ)

承認時評価資料
Rudge JS, et al.: PNAS. 2007; 105: 18363-18370

試験概要

対  象:
滲出型AMD患者19例(0.3mg/kg投与群7例、1mg/kg投与群7例、3mg/kg投与群5例)
方  法:
アフリベルセプトの静脈内投与用製剤(0.3、1、あるいは3mg/kg)を静脈内投与し、投与1日目の2および4時間、2、4、8、および15日目に血漿中遊離型アフリベルセプト濃度を測定した。

承認時評価資料
Rudge JS, et al.: PNAS. 2007; 105: 18363-18370
Copyright (2007) National Academy of Sciences, U.S.A.


硝子体内投与後の血漿中遊離型アフリベルセプト濃度推移(外国人データ)

硝子体内投与後の血漿中遊離型アフリベルセプト濃度推移(外国人データ)

承認時評価資料

試験概要

対  象:
滲出型AMD患者6例
方  法:
アイリーア2mgを硝子体内投与し、投与1日目の0(投与前)、4および8時間、2、3、4、5、8、および15日目に血漿中遊離型アフリベルセプト濃度を測定した。

承認時評価資料

アイリーア硝子体内投与後には静脈内投与後とは異なり、臨床的に意味のある血圧変動は認められませんでした。

静脈内投与後の収縮期血圧変化量の推移;海外第Ⅰ相試験

静脈内投与後の収縮期血圧変化量の推移;海外第Ⅰ相試験
安全性:
試験薬に関連する有害事象は、プラセボ群1例、アフリベルセプト投与群のうち1mg/kg投与群3例、および3mg/kg投与群5例に認められました。その主な有害事象は、プラセボ群では嗄声1例(16.7%)、1mg/kg投与群では高血圧3例(42.9%)、頭痛2例(28.6%)、蛋白尿2例(28.6%)、3mg/kg投与群では頭痛4例(80.0%)、高血圧3例(60.0%)、蛋白尿3例(60.0%)、嗄声3例(60.0%)などでした。用量の増量に伴って増加しており、投与量との関連性が示唆されました。試験薬に関連する重篤な有害事象は、3mg/kg投与群の1例に悪性高血圧が認められ、用量制限毒性でした。投与中止に至った試験薬に関連する有害事象は、1mg/kg投与群1例(頭痛、高血圧、および蛋白尿)、および3mg/kg投与群2例(悪性高血圧1例と、高血圧および蛋白尿1例)に認められました。

承認時評価資料

試験概要【海外第Ⅰ相試験】

目  的:
滲出型AMD患者を対象として、アフリベルセプト静脈内投与の安全性、忍容性、生物学的活性を検討する。
対  象:
滲出型AMD患者25例(アフリベルセプト0.3mg/kg投与群7例、1mg/kg投与群7例、3mg/kg投与群5例、プラセボ投与群6例)
方  法:
アフリベルセプトの静脈内投与製剤(0.3、1、あるいは3mg/kg)を静脈内投与し、投与1、8、15、および29日目に収縮期および拡張期血圧を測定し、ベースラインからの変化量を評価した。

承認時評価資料

硝子体内投与後の収縮期血圧変化量の推移;海外第Ⅲ相試験、日本人を含む第Ⅲ相国際共同試験

硝子体内投与後の収縮期血圧変化量の推移;海外第Ⅲ相試験、日本人を含む第Ⅲ相国際共同試験)
安全性:
アイリーア投与群に割り付けられた1,824例(8週ごと2mg投与:610例、4週ごと2mg投与:613例、4週ごと0.5mg投与:601例)中896例(49.1%)、ラニビズマブ投与群(4週ごと0.5mg投与)に割り付けられた595例中311例(52.3%)に副作用が認められました。主な副作用※1は、アイリーア投与群で結膜出血480例(26.3%)、眼痛158例(8.7%)、眼圧上昇89例(4.9%)、ラニビズマブ投与群で結膜出血171例(28.7%)、眼痛54例(9.1%)、眼圧上昇39例(6.6%)でした。試験薬に関連する試験眼の重篤な有害事象はアイリーア投与群5例(0.3%)[白内障(2例)、網膜出血、視力低下、網膜色素上皮裂孔(各1例)]、ラニビズマブ投与群3例(0.5%)[視力低下、偽眼内炎、網膜色素上皮裂孔(各1例)]、試験薬に関連する全身性の重篤な有害事象はアイリーア投与群10例(0.5%)[脳血管発作※2(4例)、一過性脳虚血発作、急性冠動脈症候群、ラクナ梗塞、心筋梗塞、虚血性脳卒中※2、腎不全(各1例)]に認められました。試験薬に関連する投与中止に至った有害事象はアイリーア投与群では脳血管発作※3(3例)、黄斑変性、視力低下、網膜出血、薬疹、急性冠動脈症候群、ラクナ梗塞、虚血性脳卒中、腎不全、歩行障害※3、会話障害※3が各1例、ラニビズマブ投与群では偽眼内炎が1例認められました。
※1 投与手技に起因する有害事象を含む ※2 脳血管発作の1例と、虚血性脳卒中は死亡に至る有害事象でした ※3 脳血管発作の1例と歩行障害および会話障害は同一症例でした

承認時評価資料
Kaiser PK, et al.: Invest Ophthalmol Vis Sci. 2016; 57: 3366-33 66

試験概要【海外第Ⅲ相試験(VIEW1試験)日本人を含む第Ⅲ相国際共同試験(VIEW2試験)】

目  的:
中心窩下CNVを伴う滲出型AMD患者を対象として、アイリーアの有効性についてラニビズマブ0.5mg4週ごと投与に対する非劣性を検証するとともに、安全性についても検討する。
対  象:
滲出型AMD患者2,419例※(アイリーア2mg4週ごと投与群613例、0.5mg4週ごと投与群601例、2mg8週ごと投与群610例、およびラニビズマブ0.5mg4週ごと投与群595例)
※VIEW1試験1,217例およびVIEW2試験1,240例(うち日本人101例)より
方  法:
アイリーア2mg4週ごと投与群、0.5mg4週ごと投与群、2mg8週ごと投与群、およびラニビズマブ0.5mg4週ごと投与群の4群に無作為に割り付け、初回投与1日目、1週目、および4週目以降4週ごとに収縮期血圧、拡張期血圧を測定し、ベースラインからの変化量を評価した。

承認時評価資料
Kaiser PK, et al.: Invest Ophthalmol Vis Sci. 2016; 57: 3366-33 66

PP-EYL-JP-0247-21-02

ページの最上部に移動

このサイトは、弊社の医療用医薬品である眼科用VEGF阻害剤を
正しく理解・使用していただくための情報提供サイトです。
医療関係者の皆様に適正使用の推進ならびに安全性に関する情報を提供しております。
ご利用の際は、必ず 注意事項 をお読み下さい。

医療関係者の方へ

こちらは、医療関係者のためのページです。
あなたは医療関係者ですか?