Ohji M, et al.: Adv Ther. 2020; 37: 1173 -1187.
利益相反:本研究はバイエル薬品の資金によって実施され、同社は試験デザイン作成、試験実施、データ収集、データ管理、データ解析、ならびに原稿作成などに関与した。著者のうち3名は、バイエルヘルスケアAG、バイエル薬品、あるいは参天製薬からコンサルタント料や研究助成金などを受領している。また、著者のうち3名は、バイエル薬品の社員である。
紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。
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監修医コメント
網膜滲出液の種類と治療の判断について
網膜滲出液の種類には、IRF(網膜内液)、SRF(網膜下液)、RPE下液の3種類が挙げられます。
一般的にIRFは視力予後に影響を与えるとされます。一方、SRFは視力に影響を与えないものも存在し、
実臨床では少量のSRFが残存していてもそのまま治療を継続し、視力を維持できる症例もあります。
抗VEGF薬を用いたプロアクティブ治療を進める上では、病態や患者の治療負担を考慮した評価が必要と考えます。