患者さんの負担とニーズを考慮した持続可能なDME治療を目指して - 待合室
nAMDおよびDME患者の治療アドヒアランスの障壁として最も多く報告されたのは時間的負担(通院・待ち時間)であり、特に治療経過の長い患者で多く報告されました(海外データ)
硝子体内投与の治療アドヒアランスの障壁※による影響を受けた患者の割合
対象
ドイツで抗VEGF薬の硝子体内投与による治療を受けているnAMD患者156例およびDME患者78例の計234例
方法
硝子体内投与による治療における患者の治療アドヒアランスに影響を与える障壁を評価するために設計された質問票であるABQ-IVTを用いて対象患者に質問を実施した。回答は「強く同意する」を1、「概ね同意する」を2、「概ね同意しない」を3、「まったく同意しない」を4とする4段階のリッカート尺度が用いられた。特定の障壁の存在を示す項目は逆転処理され、スコアが高いほど治療アドヒアランスの障壁による影響が大きいと判断された。逆転処理後の回答が2を超える場合(「概ね同意しない」または「まったく同意しない」)、患者が影響を受けているとみなした。
利益相反
本研究はBayer Vital GmbHの資金により実施された。著者にBayer Vital GmbH、Bayer、Bayer HealthcareあるいはBayer Vitalから研究助成金や謝礼等を受領している者が含まれる。
nAMD(neovascular age-related macular degeneration):新生血管型加齢黄斑変性
ABQ(adherence barriers questionnaire)、IVT(intravitreal anti-VEGF injection)
Müller S, et al.:Int J Retina Vitreous. 2021;7:43. より一部抜粋 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/